寓直(読み)ぐうちょく

精選版 日本国語大辞典 「寓直」の意味・読み・例文・類語

ぐう‐ちょく【寓直】

〘名〙 (「寓」は宿る意) 泊まり番をすること。宿直当番
本朝文粋(1060頃)一一・惜残菊詩序〈紀長谷雄〉「潘郎寓直、雖愁悩之心、陶令閑居、難凋落之思」 〔潘岳秋興賦序〕

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普及版 字通 「寓直」の読み・字形・画数・意味

【寓直】ぐうちよく

とまり番。宿直。晋・潘岳〔秋興の賦の序〕晉の十四年、余(われ)春秋三十二にして、始めて二毛を見る。太尉掾將を以て、散騎の省に寓直す。

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