寄合所帯(読み)ヨリアイジョタイ

デジタル大辞泉 「寄合所帯」の意味・読み・例文・類語

よりあい‐じょたい〔よりあひ‐〕【寄(り)合(い)所帯】

いくつかの所帯が1か所に集まって暮らすこと。
主義・系統・所属などを異にしたものたちが、一つ組織を形成すること。「寄り合い所帯内閣

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「寄合所帯」の意味・読み・例文・類語

よりあい‐じょたい よりあひ‥【寄合所帯】

〘名〙
多く世帯が一か所に寄り合って住むこと。また、その集まり。よりあいぜたい。
人情本春告鳥(1836‐37)六「元来この家は寄合世帯(ヨリアヒジョタイ)おさよの金を九分出し寅吉の金はわづかにてしつらひし家なれば」
統一のない、雑多なものの集まり。
彼女とゴミ箱(1931)〈一瀬直行〉脚本朗読会の流行「或は寄合所帯(ヨリアヒジョタイ)のやうな、例へば寄席をしくじった者や、番頭、待合とか請負師息子、それに女事務員」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android