家僕(読み)カボク

デジタル大辞泉 「家僕」の意味・読み・例文・類語

か‐ぼく【家僕】

家の雑用をするために雇われる男。下男げなんしもべ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「家僕」の意味・読み・例文・類語

か‐ぼく【家僕】

〘名〙
家臣家来
権記‐長徳四年(998)三月二六日「暁修法後夜未行之前、家僕等高声称乾方焼亡之由
太平記(14C後)二七「汝が累祖、当家累代の家僕(カボク)として未だ曾て一日も主従礼儀を不(みださず)
② 家の雑事に使われる男。しもべ。
菅家後集(903頃)雪夜思家竹「家僕早逃散、凌寒誰掃撤」 〔孔子家語‐礼運〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「家僕」の読み・字形・画数・意味

【家僕】かぼく

しもべ。

字通「家」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android