宮仕ふ(読み)ミヤヅカウ

デジタル大辞泉 「宮仕ふ」の意味・読み・例文・類語

みや‐づか・う〔‐づかふ〕【宮仕ふ】

[動ハ四]
宮仕えをする。
「歌よみ連歌して―・ひ給ひしに」〈平家・八〉
奉公させて召し使う。
清水冠者に―・はせん」〈盛衰記二八
[動ハ下二]
宮殿造営に奉仕する。
田跡川たどかはの滝を清みかいにしへゆ―・へけむ多芸たぎの野の上に」〈・一〇三五〉
宮仕えをする。
「下太友正といふ随身、幼くより―・へけり」〈著聞集一六

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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