実全(読み)じつぜん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「実全」の解説

実全 じつぜん

1140/41-1221 平安後期-鎌倉時代の僧。
保延(ほうえん)6/永治(えいじ)元年生まれ。徳大寺公能(きんよし)の子。天台宗比叡(ひえい)山の昌雲にまなび,恵淵より灌頂(かんじょう)をうける。宝幢院(ほうどういん)検校(けんぎょう),日吉社別当,妙法院門跡(もんぜき)をつとめ,建仁(けんにん)2年(1202)天台座主(ざす)となった。承久(じょうきゅう)3年5月10日死去。81/82歳。通称は綾小路座主。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android