安見元勝(読み)やすみ もとかつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安見元勝」の解説

安見元勝 やすみ-もとかつ

?-? 江戸時代前期の銃術家。
加賀金沢藩士。大坂の陣では藩主前田利常にしたがい,功をたてる。武芸にすぐれ,とくに銃術にひいで田付景澄(たつけ-かげずみ),稲富一夢とともに鉄砲の三名人にかぞえられた。寛永10年(1633)罪をこうむり能登(のと)(石川県)に流され,数年後同地で没した。通称右近,隠岐(おき)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android