安東節庵(読み)あんどう せつあん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安東節庵」の解説

安東節庵 あんどう-せつあん

1785-1835 江戸時代後期の儒者
天明5年生まれ。筑後(ちくご)(福岡県)柳河(やながわ)藩で代々藩儒をつとめる安東家の養子となり,のち肥後熊本藩の高本紫溟(しめい)にまなぶ。文政7年柳河藩に藩校伝習館が創設され,その教授となる。天保(てんぽう)6年3月5日死去。51歳。本姓は多賀。名は守礼。字(あざな)は子和。通称助四郎。著作に「瞰蔗堂詩鈔」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android