助四郎(読み)スケシロウ

デジタル大辞泉 「助四郎」の意味・読み・例文・類語

すけしろう〔すけシラウ〕【助四郎】

江戸後期、上方の人形浄瑠璃社会で、悪い、醜い、へただ、などの意を表した語。→助右衛門すけえもん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「助四郎」の意味・読み・例文・類語

すけしろう すけシラウ【助四郎】

〘名〙 (「すけしろ」とも) 悪いことや醜いこと、また、へたであることをいう、人形浄瑠璃社会の隠語。〔洒落本・風俗八色談(1756)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android