孤注(読み)コチュウ

デジタル大辞泉 「孤注」の意味・読み・例文・類語

こ‐ちゅう【孤注】

ばくちで、なけなしの金をはたいて、のるかそるかの勝負をすること。
一かばちかの勝負。危険を冒すたとえ。「孤注一擲いってき

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「孤注」の意味・読み・例文・類語

こ‐ちゅう【孤注】

〘名〙 (「孤」は一つ、「注」は投げ出してかけるの意) ばくちで、負け続けた者が、最後に所有金のすべてを出して勝負をすること。のるかそるかの勝負。危険をおかすことのたとえ。乾坤一擲(けんこんいってき)孤注一擲
随筆四方の硯(1804)花「孤注といふ字は宋真宋の代にあたり寇準といへるものの伝にある字なり」 〔元史‐列伝一四・伯顔伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android