季節外(読み)きせつはずれ

精選版 日本国語大辞典 「季節外」の意味・読み・例文・類語

きせつ‐はずれ ‥はづれ【季節外】

〘名〙
① それにふさわしい季節にはずれていること。
百鬼園随筆(1933)〈内田百〉百鬼園先生言行録「実のところ、まだ季節外れで、本物の咲くには大分間があるんですよ」
② 適当な時期でないこと。時期に後れていること。
日本の庭(1947)〈加藤周一〉一「日本精神や日本の古典について語るのは、季節外(ハズ)れのようにみえる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android