妙義町(読み)みようぎまち

日本歴史地名大系 「妙義町」の解説

妙義町
みようぎまち

面積:二八・六五平方キロ

甘楽郡の北東端に位置し、東は安中市・富岡市、西は下仁田しもにた町、南は富岡市、北は碓氷うすい松井田まついだ町と接する。西部に妙義山、南部に大桁おおげた(八三五・九メートル)がそびえ、東部は比較的平坦地となる。右の山中から流出する小渓を合した高田たかた川が中央部を東流し、川沿いに県道富岡―妙義山線が通り、妙義山東麓を同松井田―下仁田線が抜ける。西部は妙義荒船佐久高原国定公園に含まれる。

妙義町
みようぎまち

[現在地名]妙義町妙義

妙義山東麓に位置し、北・西は碓氷うすい五料ごりよう(現松井田町)、東はたけ村・大牛おうし村、南は諸戸もろと村と接する。妙義神社門前町。慶安元年(一六四八)将軍家光の朱印状で岳村のうち三〇石が妙義神社別当の石塔せきとう寺に与えられ(寛文朱印留)、以来、近世を通じて神領で妙義町・妙義村と称された。明和七年(一七七〇)一二月一二日の火災で町中焼失が知られる(「見沢氏留書」佐藤文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報