女謁(読み)じょえつ

精選版 日本国語大辞典 「女謁」の意味・読み・例文・類語

じょ‐えつ ヂョ‥【女謁】

〘名〙 宮中女性ひそかに君主にお目通りして事を依頼すること。
性霊集‐六(835頃)於大極紫震両殿請百憎雩願文「蓋苞苴行歟、女謁進歟」 〔韓非子‐詭使〕

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普及版 字通 「女謁」の読み・字形・画数・意味

【女謁】じよ(ぢよ)えつ

後宮婦人請託が行われること。唐・王維〔大唐大安国寺故大徳浄覚禅師碑銘〕中宗の時、後宮事を用ひ、女(やうや)くんに、潛(ひそ)かに移る。~將(まさ)に封拜を議せんとす。~禪師~裳を裂き足を裹(つつ)みを以て(のが)れ、乞餬口、行を以て太行山に入り、髮(さくはつ)受す。

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