奪胎換骨(読み)だったいかんこつ

精選版 日本国語大辞典 「奪胎換骨」の意味・読み・例文・類語

だったい‐かんこつ ‥クヮンコツ【奪胎換骨】

〘名〙 (子の宿る所(胎)を自分のものとし、骨を取りかえる意) 古人詩文発想形式を取り入れて自分のものとすること。また誤用されて、他人作品の焼き直しの意にもいう。奪胎換骨奪胎
人情本春色梅児誉美(1832‐33)三「和漢の理窟くさき事を、奪体換骨(ダッタイクヮンコツ)したる物にあらず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報