太鼓口・幇間口(読み)たいこぐち

精選版 日本国語大辞典 「太鼓口・幇間口」の意味・読み・例文・類語

たいこ‐ぐち【太鼓口・幇間口】

〘名〙
① たいこもちの言うようなおせじ。追従口おべっか
浮世草子・子孫大黒柱(1709)二「医者は太鼓口を唐音になをして、福者をへつらい」
② たいこもちが遊女たちの欠点などをあげて言う悪口
※浮世草子・好色二代男(1684)四「かりそめの事も、あしく申なす太鞁(タイコ)口にて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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