太田秀次郎(読み)おおた ひでじろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「太田秀次郎」の解説

太田秀次郎 おおた-ひでじろう

1867-1928 明治-大正時代官吏
慶応3年4月7日生まれ。警察官となり,明治26年朝鮮の釜山領事館警察署長赴任。28年閔妃(ミンビ)殺害事件に連座して逮捕されるが無罪となる。出獄後,上海,釜山などで警察署長や居留民団長をつとめ,釜山や中国遼寧省安東の発展につくした。昭和3年8月20日死去。62歳。信濃(しなの)(長野県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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