…西洋では16世紀以後,フランス,ドイツに発達したが,日本でも江戸幕府の家譜編纂の必要より,その萌芽が見られるが,本格的なものは明治以後のことである。系譜学は太田亮一人に終始するが,一本の系図の採るべき部分,真偽の判定の作業の方法,その説はまことに的を射たものである。族譜【加藤 秀幸】
【ヨーロッパ】
旧約聖書の《創世記》《列王紀》にもすでに見られるように,統治者の正統性を家系から立証しようという関心は古いものである。…
※「太田亮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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