デジタル大辞泉
「天籟」の意味・読み・例文・類語
てん‐らい【天×籟】
1 天然に発する響き。風が物に当たって鳴る音など。
2 詩文の調子が自然で、すぐれていること。絶妙の詩文。「天籟の文章」
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てん‐らい【天籟】
〘名〙
① 天然に発する音。風が物にあたって鳴る音。
②
詩歌が自然の調子にかない、すぐれていること。詩文の絶妙なことにいう。
※俳諧・其木がらし(1701)
歌仙の讚「唯是天籟自然の
作者、
芭蕉は破れて風瓢々」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「天籟」の読み・字形・画数・意味
【天籟】てんらい
自然の発する音。〔荘子、斉物論〕女(なんぢ)は人籟を聞くも、未だ地籟を聞かず。女は地籟を聞くも、未だ天籟を聞かざる夫(かな)。字通「天」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報