大間手村(読み)おおまてむら

日本歴史地名大系 「大間手村」の解説

大間手村
おおまてむら

[現在地名]海上町大間手おおまで

見広みびろ村の北西にあり、椿つばき新田一八ヵ村の一つ。元禄九年(一六九六)に大間手村と定まる以前は見広村下と称していた(同元年「永売渡申手形之事」服部家文書)。村内の耕地東西に長い短冊状に切られ、天水場用水清滝きよたき村溜井より引いた。同八年の香取郡見広村下椿新田検地帳(同文書)では高五八四石余、田五四町一反余・畑九町二反余・屋敷地一反余・砂間等一四町七反余、名請人総数一一七人・屋敷地名請人一一人(屋敷一二筆)。名請人の内訳は見広・大間手四六人、網戸あじと(現旭市)二二人、行内ぎようち(現飯岡町)一二人・飯岡いいおか(現同上)一〇人・横根よこね(現同上)一〇人、蛇園へびそね五人、三川さんがわ(現飯岡町)五人・下永井しもながい(現同上)三人・はなわ(現同上)二人、江戸二人。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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