大神惟季(読み)おおがの これすえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大神惟季」の解説

大神惟季 おおがの-これすえ

1026-1094 平安時代中期-後期の雅楽家。
万寿3年生まれ。大神晴遠(はるとお)の3男。京都方で,戸部正近に師事して笛の奥義をきわめた。編著の「懐中譜」はうしなわれたおおくの楽曲ふくみ,現在の笛譜の原型をとどめる。また楽書「懐竹抄」の著者とされる。寛治(かんじ)8年3月18日死去。69歳。名は是季ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android