大抵や大方(読み)たいていやおおかた

精選版 日本国語大辞典 「大抵や大方」の意味・読み・例文・類語

たいてい【大抵】 や 大方(おおかた)

① 普通でないさまにいう。ひじょうに。ひどく。
歌舞伎幼稚子敵討(1753)口明「イイイイ、大ていや大方に厭らしうて厭らしうて」
② (多く下に打消語句を伴って) 一通りの。なみなみの。
浄瑠璃艷容女舞衣三勝半七)(1772)七「善右衛門といふやつが大ていや大かた悪いやつじゃない」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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