大御堂古墳群(読み)おおみどうこふんぐん

日本歴史地名大系 「大御堂古墳群」の解説

大御堂古墳群
おおみどうこふんぐん

[現在地名]上里町大御堂

本庄台地の西端に位置し、神流かんな川の形成した沖積地に面した古墳群。同川沿いの神川かみかわ新宿しんしゆくから上里町の南部に連続して広がる古墳群の一支群で、吉祥きちじよう院周辺に位置し、東西二〇〇メートル・南北六〇〇メートルの範囲で一三基の古墳が確認されている。昭和四〇年(一九六五)頃までは、径二〇メートル前後の比較的大きな円墳が一〇基ほど残っており、築造時の数は二〇基以上であったと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android