大原雑魚寝(読み)おおはらざこね

精選版 日本国語大辞典 「大原雑魚寝」の意味・読み・例文・類語

おおはら‐ざこね おほはら‥【大原雑魚寝】

〘名〙 毎年節分の夜、山城国大原(京都市左京区)の江文(えぶみ)神社社殿村民が参籠する行事。古代乱婚の遺風一説に、正月一四日の夜という。おはらざこね。おおはらのざこね。《季・冬》
浮世草子好色一代男(1682)三「一夜の枕物(まくらもの)ぐるひ、大はらざこ寐(ネ)の事」

おはら‐ざこね【大原雑魚寝・小原雑魚寝】

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