大今里村(読み)おおいまざとむら

日本歴史地名大系 「大今里村」の解説

大今里村
おおいまざとむら

[現在地名]東成区大今里一―四丁目・大今里西おおいまざとにし一―三丁目・神路かみじ三―四丁目・大今里南おおいまざとみなみ一―六丁目

深江ふかえ村の西にあり、北西端を平野川が流れ、奈良街道(暗峠越)が村の北西から南東にかけてほぼ斜めに通ずる。地形は平坦で、集落は街道沿いとその北側周辺に位置。中世新開しんかい庄に含まれたとみられる。もと今里村と称したが、のち東今里・西今里・大今里の三ヵ村に分れたといわれ、文禄三年(一五九四)の検地帳写(林家文書)には「東成郡大今里村」とある。

元和元年(一六一五)から同五年まで大坂藩松平忠明領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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