大下津村(読み)おおしもづむら

日本歴史地名大系 「大下津村」の解説

大下津村
おおしもづむら

[現在地名]伏見区よど大下津町の大部分

桂川堤防上に集落があり、北は水垂みずたれ村、東・南は淀城下、西は下植野しもうえの(現向日市)に接し、村の東端を山崎街道が走る。村の境域内に淀城下六ヵ町の一つ大下津町を含む(→淀城下

享保一四年(一七二九)の山城国高八郡村名帳によれば、村高二〇九・九八三七石、稲葉丹後守知行(淀藩領)が二〇二・〇九七石、淀姫社領が七・八八六七石であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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