夜国(読み)やこく

精選版 日本国語大辞典 「夜国」の意味・読み・例文・類語

や‐こく【夜国】

〘名〙
一年大半は夜ばかり続き日光を見ない、地球の南北両極に近い国。
※紅毛雑話(1787)一「日の南方へ周るにしたがひ、夜国の方はくらくなり」
一年中、夜ばかりと想像された国。常夜(とこよ)の国。
※雑俳・和国車(1751)「私しゃいやと・抱れてとんと夜国の絵」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android