多摩湖遺跡群(読み)たまこいせきぐん

日本歴史地名大系 「多摩湖遺跡群」の解説

多摩湖遺跡群
たまこいせきぐん

[現在地名]東大和市多摩湖一―六丁目

狭山丘陵の谷を堰止めて造られた村山貯水池(多摩湖)にある。昭和五〇年(一九七五)に工事のためしも貯水池水抜きが行われたのを機会に、翌五一年湖岸の発掘調査が行われた。湖面に張出した台地や丘陵の三七ヵ所の地点から旧石器時代や縄文時代、平安時代の遺跡をはじめ、近現代の炭焼窯や瓦を焼いたダルマ窯(幕末―明治初頭、第一二遺跡)などが発見された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android