声気(読み)せいき

精選版 日本国語大辞典 「声気」の意味・読み・例文・類語

せい‐き【声気】

〘名〙
音声気配。また、声のようす。
江戸繁昌記(1832‐36)三「某、気を定て之を聴ば、声気甚だ熟せり」
② いきごみ。また、ようす。
日本外史(1827)一〇「声気与上国相通」 〔春秋左伝‐襄公三一年〕

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普及版 字通 「声気」の読み・字形・画数・意味

【声気】せいき

はげます。鼓舞する。〔左伝、僖二十二年〕三軍は利(優勢)を以て用ひ、金鼓は以て氣を聲す。利にして之れを用ふれば、隘(あい)に阻(そ)するも可なり。聲んにして志を致せば、(ざん)(陣立てが不い)に鼓するも可なり。

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