精選版 日本国語大辞典 「声作」の意味・読み・例文・類語
こわ‐づく・る【声作】
〘自ラ四〙
① ふつうとは違った改まった声を出す。つくり声で話す。
※宇津保(970‐999頃)俊蔭「立ちよりてこはづくり給へば、このうつほの人、琴をひきやみて、あやしがりて見給へば」
③ 悪霊などを寄せつけないために、特別な声を出す。
こわ‐づくり【声作】
〘名〙 =こわづくろい(声繕)
※天理本金剛般若経集験記平安初期点(850頃)「夜中に忽ち霊座の上に呻(によ)ひ吟(コワツクリする)を聞く」
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