デジタル大辞泉
「墨絵」の意味・読み・例文・類語
すみ‐え〔‐ヱ〕【墨絵】
1 墨の濃淡だけで描いた絵。水墨画。
2 墨で輪郭だけを描いた絵。白描画。
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墨絵
すみえ
東洋絵画の描法の一種。顔料におもに墨を使うのでこうよばれる。膠(にかわ)質が強くつやのある墨や、やや青みを帯びた青墨(せいぼく)など、墨の色にも微妙な変化があり、その味わいは深い。なお墨絵には、墨で対象の輪郭だけを描く白描画(はくびょうが)と、墨の濃淡やぼかし、にじみなどによって対象を表現する水墨画とがあり、いずれも淡彩を施す場合もある。
[榊原 悟]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
墨絵
すみえ
東洋画のうち,墨一色で描いた絵画をいうが,一般的には水墨画をさすことが多い。また筆線だけで描く白描体の絵画をもいう。
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