墓畔の哀歌(読み)ボハンノアイカ(英語表記)Elegy Written in a Country Churchyard

デジタル大辞泉 「墓畔の哀歌」の意味・読み・例文・類語

ぼはんのあいか【墓畔の哀歌】

《原題Elegy Written in a Country Churchyardグレーによる詩。1751年発表。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「墓畔の哀歌」の意味・わかりやすい解説

墓畔の哀歌
ぼはんのあいか
Elegy Written in a Country Churchyard

イギリス詩人 T.グレーの瞑想詩。 1751年刊。 10音節4行連句,32連から成る。ストーク・ポージェズと推定される寒村墓地にたたずむ詩人の胸中の思い,憂愁を歌ったもの。 42年頃に着手,断続的に推敲を加えて,50年完成。死と孤独を歌う当時流行趣向に投じるとともに,万人に訴えるイメージ感情により広く愛誦され,英詩中最も親しまれた作品の一つとなっている。

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