塩川山新田村(読み)しおかわやましんでんむら

日本歴史地名大系 「塩川山新田村」の解説

塩川山新田村
しおかわやましんでんむら

[現在地名]平和町六輪ろくわ

南は領内りようない川に接し、東は塩川しおかわ新田村。「尾張国地名考」には「此むらは下起村より開墾といふ此村三ツに切て小名を杁戸、四屋、須ケ脇すかわきといふ杁ノ戸は杁之所の義也四屋は字の如し須ケ脇は砂所脇すかわきのいひなり」とある。「寛文覚書」によると寛永二年(一六二五)に初めて検地を受け、概高は二一七石余で田九反一畝余・畑三〇町一反二畝余、戸口は三〇戸・一五五人。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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