堂塔伽藍(読み)どうとうがらん

精選版 日本国語大辞典 「堂塔伽藍」の意味・読み・例文・類語

どうとう‐がらん ダウタフ‥【堂塔伽藍】

〘名〙 寺の建物総称
※虎寛本狂言・布施無経(室町末‐近世初)「或は堂塔伽藍を建立し、仏に香花手向

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四字熟語を知る辞典 「堂塔伽藍」の解説

堂塔伽藍

堂や塔をめぐらした寺院の建物。

[使用例] 唐天竺ではみづちの吐く気、伊勢の国ではなごのわたりとやら、なかぞらに夢のごとく堂塔伽藍が見えるげな[井伏鱒二*かるさん屋敷|1953]

[解説] 「伽藍」は仏道を修行するところ、寺院のこと。

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