執翳(読み)ハトリ

デジタル大辞泉 「執翳」の意味・読み・例文・類語

は‐とり【×翳】

即位朝賀などの大礼の際、天皇高御座たかみくらにあるとき、左右八人ずつ並び、さしはをさしかざして天皇の顔を覆う役の女官

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精選版 日本国語大辞典 「執翳」の意味・読み・例文・類語

は‐とり【執翳】

〘名〙 即位・朝賀などの大礼の際、天皇が高御座(たかみくら)にある時、翳(は)をさしかざして天皇の顔を覆う役。女嬬(にょじゅ)が勤める。〔儀式(872)〕

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