坂下・坂本(読み)さかもと

精選版 日本国語大辞典 「坂下・坂本」の意味・読み・例文・類語

さか‐もと【坂下・坂本】

[1] 〘名〙 坂の下。峠のふもと。さかした。
古事記(712)上「黄泉比良(よもつひら)〈略〉坂の坂本(さかもと)に到りし時」
[2] (坂本)
[一] (碓氷(うすい)峠のふもとにあるところから) 群馬県西端、松井田町地名。中山道の松井田と信州軽井沢の間にあった旧宿駅。
[二] (比叡(ひえい)山のふもとにあるところから) 滋賀県大津市の地名。旧滋賀郡坂本村。延暦寺及び日吉神社門前町、北陸街道に沿う琵琶湖西岸の港町として発展した。現在は住宅地。昭和二六年(一九五一)大津市に編入。東坂本。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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