土地亀新田(読み)どちがめしんでん

日本歴史地名大系 「土地亀新田」の解説

土地亀新田
どちがめしんでん

[現在地名]豊栄市上土地亀かみどちがめ下土地亀しもどちがめ嘉山かやま二丁目・同六丁目・川西かわにし一―三丁目

新井郷にいごう川の流域に位置し、北は下興野しもごうや新田、東は下興野上新田、南は山飯野やまいいの新田・長戸呂ながとろ新田。享保期(一七一六―三六)新発田藩による福島ふくしま潟開発によって干上り地となり、千町歩地主白勢家(本家)の初代長兵衛が五〇町歩を買得して開拓にあたった。長兵衛は当村に籍を置いて周辺村々の土地集積を進め、小作地の管理や新井郷川を使った新潟湊への米積下し等の手配を行った。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android