国音(読み)コクオン

デジタル大辞泉 「国音」の意味・読み・例文・類語

こく‐おん【国音】

その国やその地方における固有の発音。くになまり。
漢字おんに対しての、日本での読み方。和訓

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「国音」の意味・読み・例文・類語

こく‐おん【国音】

〘名〙
① その国、地方における特有の発音。くになまり。
随筆・秉燭譚(1729)一「沉安頓吾は島津氏のことなりといへり。〈略〉三韓の人は音にごる故に、しいまあずうとおぼえて、沉安頓吾の国音を以て訳するなりと」 〔謝荘‐赤鸚鵡詩〕
② 漢字の、日本におけるよみかた。和訓。
日本外史(1827)一「蓋国音瓶子通平氏、醋甕通眇也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android