国祚(読み)こくそ

精選版 日本国語大辞典 「国祚」の意味・読み・例文・類語

こく‐そ【国祚】

〘名〙 (「祚」はさいわいの意) 国のさかえ。国のさいわい。
※続日本紀‐宝亀四年(773)一二月乙未「増益福田、憑釈教之弘済、光隆国祚」 〔後漢書‐順冲質帝紀・論〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「国祚」の読み・字形・画数・意味

【国祚】こくそ

国運。また、王位。〔後漢書、李固伝〕(梁)冀、なるを忌み、~左右をして鴆(ちん)をめしむ。~固、~冀に書を與へて曰く、天下不幸にして、仍(しき)りに大憂ふ。~年の、國祚三たびゆ。~竊(ひそ)かに獨り懷ふことり。

字通「国」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報