唱平(読み)ショウヘイ

デジタル大辞泉 「唱平」の意味・読み・例文・類語

しょう‐へい〔シヤウ‐〕【唱平】

平安時代節会せちえのときなどに、杯をすすめて長生を祝ったこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「唱平」の意味・読み・例文・類語

しょう‐へい シャウ‥【唱平】

〘名〙 平安時代、節会(せちえ)の時などに杯を勧めて長寿を祝ったこと(江家次第抄)。一説に、人に酒を勧める時、その人の酒量に応じて飲ませること(錦所談)。
続日本後紀‐承和三年(836)四月壬辰「采女擎御盃、来授陪膳采女、常嗣朝臣跪唱平」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報