唯に・只に・啻に(読み)ただに

精選版 日本国語大辞典 「唯に・只に・啻に」の意味・読み・例文・類語

ただ‐に【唯に・只に・啻に】

〘副〙 =ただ(直)(三)(二)①
続日本紀‐天平宝字三年(797)六月一六日・宣命「大保をば多他(タダニ)(まへつぎみ)とのみは思ほさず」
花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉四「美食に口を飽かしめ啻(タダ)昨夜危難を忘るるのみならず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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