デジタル大辞泉
「員外」の意味・読み・例文・類語
いん‐がい〔ヰングワイ〕【員外】
1 定められた数に入らないこと。定員外。いんげ。⇔員内。
2 「員外官」の略。
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いん‐がい ヰングヮイ【員外】
〘名〙
① 人かず、また、定められた数や
範囲にはいらないこと。定員外。定数外。いんげ。
※
玉葉‐承安五年(1175)正月八日「空沈
二員外
一、蔵蓬如
レ無
二登用
一」 〔
新唐書‐百官志・一〕
②
令制で定められた定員以外の官。
国司、
郡司など
地方官に多く、また大納言以下の
京官にも見られる。天応元年(
七八一)、郡司・軍毅のみを残して他は廃止した。員外官。
※九条公爵家所蔵延喜式裏文書‐宝亀四年(773)二月八日・太政官符案「員外右中辨正五位上兼行鋳銭長官美作守阿倍朝臣清成」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「員外」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報