咎立(読み)とがめだて

精選版 日本国語大辞典 「咎立」の意味・読み・例文・類語

とがめ‐だて【咎立】

〘名〙 取りたててとがめること。必要以上に強くとがめること。
浄瑠璃鎌倉三代記(1716)二「合点はゆかねども、咎(トガ)めだてしてねぢ者らにしたたかなめに逢はうか」

とがめ‐だ・てる【咎立】

〘他タ下一〙 取りたててそのことをとがめる。必要以上に強くとがめる。
雪国(1935‐47)〈川端康成〉「鑑札のない嫁がたまに宴会などの手伝ひに出ても、咎め立てる芸者がないのだらう」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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