和珥武振熊(読み)わにのたけふるくま

朝日日本歴史人物事典 「和珥武振熊」の解説

和珥武振熊

5世紀から6世紀後半にかけての大和豪族和珥氏の祖とされた人物。建振熊とも書く。『古事記』の息長帯比売命(神功皇后)の伝承なかに,和珥臣の祖・難波根子建振熊が登場しており,『日本書紀』にも載る。

(吉沢敬)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「和珥武振熊」の解説

和珥武振熊 わにの-たけふるくま

武振熊(たけふるくま)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android