名護岳(読み)なごだけ

日本歴史地名大系 「名護岳」の解説

名護岳
なごだけ

名護市街地の東方約三キロにある標高三四五・二メートルの山。ナグダキともいう。「中山伝信録」に「名護嶽」とみえる。ほとんどが粘板岩や千枚岩を主体とする名護層(古第三紀)で構成されるが、山頂東側に南北に走る斑岩類の岩脈があり、この付近で地形はやや急斜面を作っている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報