合代島村(読み)ごうだいじまむら

日本歴史地名大系 「合代島村」の解説

合代島村
ごうだいじまむら

[現在地名]豊岡村合代島

天竜川下流域の左岸に位置し、北は下野部しものべ村。合台島・江台島・江大島とも記される。元亀三年(一五七二)武田信玄が遠州へ侵攻した際、当地本陣を構えたという(甲陽軍鑑)

検地は延宝五年(一六七七)に行われ(「合代島検地帳」合代島区有文書)正保郷帳によると田方六一石余・畑方一〇石余、東林寺領一石余。元禄郷帳では高一五二石余。正保郷帳では幕府領。宝永六年(一七〇九)旗本気賀近藤領となり、その後幕府領に戻ったが延享四年(一七四七)から幕末まで同家領(合代島区有文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android