台座後光(読み)だいざごこう

精選版 日本国語大辞典 「台座後光」の意味・読み・例文・類語

だいざ‐ごこう ‥ゴクヮウ【台座後光】

〘名〙
仏像台座後光
※俳諧・崑山集(1651)一〇「月は如来世界は台座後光哉〈伊人〉」
② 「だいざごこう(台座後光)を仕舞う」こと。または「だいざごこう(台座後光)に離れる」こと。
歌舞伎傾城黄金鱐(1782)序幕「待まいといふがさいご、鳴平が台座後光、待せやうが有が、我見事待ぬかえ」
③ 細かい点まですべて。
浄瑠璃・後三年奥州軍記(1729)四「ほんにあなた仏様、台座御光のお世話まで、頼み上るともたれよる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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