精選版 日本国語大辞典 「古公亶父」の意味・読み・例文・類語
ここう‐たんぽ【古公亶父】
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[歴史]
周の始祖后稷が尭の農官であったというのは伝説にすぎないが,その后稷は〈穀物の君〉という意味で,周が農耕に強い関心をもつ部族であったことを示している。その歴史が明確になるのは,12世後の古公亶父(たんぽ)のときからである。それ以前殷後期の初め前1300年ころから,周の名が殷の卜辞にあらわれ,殷の勢力下の地方国家であったことがわかる。…
※「古公亶父」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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