口程(読み)くちほど

精選版 日本国語大辞典 「口程」の意味・読み・例文・類語

くち‐ほど【口程】

〘名〙
実際行動能力が口で言うのと同じくらいの程度であること。→め(目)は口ほどに物を言う
浄瑠璃・凱陣八島(1685頃)五「口程あらばとめてみよと四人をはったとねめまはし
口先の巧みなこと。弁口弁巧
人情本・縁結月下菊(1839)中「どうか手前(めえ)の口(クチ)ほどで、いひまじくなっておいてくれ」

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