口手間(読み)クチデマ

デジタル大辞泉 「口手間」の意味・読み・例文・類語

くち‐でま【口手間】

よけいな口をきいて時間をとること。
「―入れる面倒なと、小腕こがひな取って門口に引き出す」〈浄・宵庚申

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「口手間」の意味・読み・例文・類語

くち‐でま【口手間】

〘名〙 口をきいて時間をとること。口上を述べたてて手間どること。
浄瑠璃津国女夫池(1721)四「口でま入させ、何のせんもないこと」

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