精選版 日本国語大辞典 「叢林・藪林」の意味・読み・例文・類語
そう‐りん【叢林・藪林】
〘名〙
① 灌木のしげみとはやし。樹木の群がってはえている林。
※妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)三「そのくもよりいづるところの一味のみづに、草木叢林(ソウリン)(〈注〉クサムラハヤシ)、分にしたがひてうるほひをうく」
※三日幻境(1892)〈北村透谷〉上「老鶯の声を尋ねて鬱叢たる藪林(ソウリン)に分け入り」 〔班固‐西都賦〕
※蔗軒日録‐文明一七年(1485)正月八日「入夜炉間対二充子一、祝二往事叢林一」
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