原惣右衛門母(読み)はら そうえもんの はは

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「原惣右衛門母」の解説

原惣右衛門母 はら-そうえもんの-はは

?-1702 江戸時代前期の女性
惣右衛門は赤穂四十七士ひとり。母は惣右衛門に,自分への情をたちきらせ主君仇討ちを成就させるため,忠と孝とは両立せずとの遺書をのこして元禄(げんろく)15年8月自殺したという。惣右衛門署名捺印の「親類書」には病死とあり,遺書も偽物とされている。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android